顔のたるみケアのための正しい保湿【5つの重要なポイント】

たるみケアの基礎知識
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直(nao)
直(nao)

こんにちは!

アラフィフ美容ブロガーの直(nao)です。

顔のたるみを改善するために、紫外線対策と並ぶ重要なスキンケアがあります。

それはお肌の保湿です。

年齢を重ねるごとに、お肌の乾燥が気になりませんか?

これは、お肌のバリア機能が低下していくことや、保湿成分のコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどが減少してしまうからです。

年齢肌は、常にのどが渇いているんですね。

でも実際は毎日なんとなく保湿している方も多いのでは?

そういう私も40代中ごろまで、かなり適当にやっていました(^^;

きちんとした保湿を心掛けると、お肌のハリは断然変わってきます!

今回は、顔のたるみを食い止めるために最も重要なお手入れの一つである保湿について、その理由と正しく保湿するためのポイントを5つご紹介します。

 

年齢肌は乾燥肌。だから顔のたるみケアには保湿が重要!

 

 

顔のたるみケアには保湿が重要です。

でも、そもそもなぜ年齢肌は乾燥しやすいのでしょうか?

お肌には、外部刺激や乾燥から身を守る「バリア機能」が備わっています。

このバリア機能は、眼に見えない細菌などの異物が肌を通して侵入しないように守ってくれるだけでなく、体内の水分が蒸発するのも防いでくれています。

このおかげで、お肌は潤いをキープしている訳ですね。

ところが年齢を重ねるにつれ、肌の角質層から、バリア機能の維持に必要な皮脂の量が減り、バリア機能が低下してしまいます。

特にアラフィフ世代の女性は、急激なホルモン量の減少のせいで、皮脂量もぐんと減少するんですね。

バリア機能が低下すると、外部からのダメージを受けやすくなる上、お肌の水分も蒸発して潤いを保つことが出来なくなり、乾燥しやすい肌になってしまうわけです。

またお肌が持つ保湿成分の量自体も、加齢とともに減少してしまいます。

代表的な成分が、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなど。

保湿と言えばよく耳にする成分ですよね。

このうちセラミドは、皮膚の一番外側(表皮)の角質層にあり、ヒアルロン酸、コラーゲンは、表皮の奧にある真皮層で作られています。

ところが加齢とともにその量は減少していき、これらを生成する機能自体も低下してしまうんですね。

保湿成分が減少し、お肌に適切な水分量が保てなくなると、はりや弾力が失われて、顔のたるみに繋がってしまいます。

 

乾燥による顔のたるみを防ぐ!保湿のための5つのポイント

 

 

「バリア機能は低下するわ、保湿成分は減るわで、乾燥しきった年齢肌に未来はないのか?」

「どうせ顔のたるみなんてこれ以上防げないんじゃない!?」

と思うかも知れませんが、いえいえ、そんな事はありません!

作られなくなった保湿成分は、外から補えばいいんです!!

そしてこの保湿こそが、顔のたるみを食い止める重要なポイントの1つなのです。

これまであまりスキンケアに気を遣ってこなかった方も、今日からはきちんと保湿に気を付けていきましょう!

以下、乾燥による顔のたるみを防ぐための保湿のポイントをまとめた見ました。

ポイントは5つ。

  1. 皮脂を奪い過ぎない
  2. 保湿成分を適度におぎなう
  3. 化粧水が浸透しづらい場合は、ブースターを使う
  4. 必要に応じてメイクの上からも保湿する
  5. 過度の保湿は避ける

です。

それぞれ見ていきましょう。

ポイント1:皮脂を奪い過ぎない

 

 

保湿というと「補うこと」ばかり考えがちですが、その前に、せっかく自分の肌が作り出している保湿成分を「奪わないこと」も大切になります。

とくに表皮でつくられる皮脂の奪い過ぎは、乾燥肌に直結するので、注意が必要です。

 

朝の洗顔

寝ている間に分泌された皮脂は、そのまま放って置くと酸化してシミの原因になってしまうので、朝の洗顔はとても大切なのですが、洗顔料で洗うのは、ケースバイケースです。

よほど過剰に皮脂が出ている場合は洗顔料を使いますが、皮脂が殆ど出ていないのに洗顔料を使ってしまうと、お肌に必要な分の皮脂までもが奪われて、カサカサの乾燥した状態になってしまいます。

アラフィフ世代はただでさえ皮脂の分泌量が少なくなりますので、要注意です!

皮脂の奪い過ぎで無駄にお肌のバリア機能を低下させてしまったら、本末転倒ですよね。

ですので、朝は基本的にぬるま湯だけで洗顔するか、朝専用の拭き取り化粧水などで余分な角質だけを取り除くようにします。

ぬるま湯で洗う場合は、小鼻の脇など凹凸部分は丁寧に、そして目元口元は特にこすらないように気を付けながら、お肌表面の汚れを優しくきちんと落としてあげましょう。

また拭き取りをする方は、くれぐれもコットンでゴシゴシこすらないように、お肌の上を滑らせる感じで行ってくださいね。

 

夜の洗顔

朝は洗顔料なしの洗顔をお勧めしますが、その代わり夜の洗顔はしっかり行います。

夜のお肌はメイクや日焼け止めの成分だけでなく、汗やほこりなどでドロドロに汚れている状態です。

ですから、保湿の前にクレンジング剤や洗顔フォームを使って、これらの汚れをまずはしっかり落とすというのが大前提になります。

ただし洗い方には注意しましょう。

夜のお肌がいくら汚れているとはいえ、洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料などでゴシゴシ洗えば、当然、必要分の皮脂や剥がれ落ちなくていい角質まで落としてしまい、結果的にお肌のバリア機能を壊してしまいます。

毎晩使うクレンジングや洗顔料の成分にはしっかり気を遣い、自分の肌に合ったものを使うのは勿論のこと、こすり洗いや洗い過ぎにも注意しましょう。

 

クレンジングのついでにマッサージはNG!

どうせお肌の上をクルクルするからと、クレンジングの際にそのままマッサージをする方がいますが、個人的には全くお勧めしません。

クレンジングはオイルタイプだろうと乳液タイプだろうと、そもそもがメイクの汚れをしっかり落とすためのものなので、それなりに洗浄力があります。

クレンジングの延長でマッサージまで行ってしまうと、必要な皮脂や角質まで落としてしまうだけでなく、お肌に余計な刺激を与えかねません。

マッサージをするならクレンジングの後に、専用のマッサージオイルやクリームを使って指の滑りが良い状態で、肌をこすらないように気を付けながらすることをお勧めします。

 

ポイント2:保湿成分を適度に補う

 

 

洗顔が終わったら、間を置かずに適度に保湿成分を補ってあげましょう。

化粧水を付ける際は、一回に付ける量を3度に分けて手のひらに乗せ、そのつど優しく押さえながら顔全体に馴染ませると、良い感じで浸透させることが出来ます。

また乾燥が特に気になる時は、化粧水を十分にしみこませたコットンを乗せてローションパックしてあげるのも有効です。

ただしあまり長い時間乗せておくと、コットンが乾いて逆にお肌の水分を奪い取ってしまうので、3分~5分程度(コットンがまだびしょびしょの状態)で済ませるのがコツ。

余った化粧水はもったいないので、手の甲や首などに付けてあげましょう^^

そしてその後は必ず、乳液やクリームなどでしっかり蓋をして、お肌に補った保湿成分を逃がさないようにします。

使う基礎化粧品については、乾燥しやすく敏感なアラフィフ世代のお肌には低刺激であることは勿論ですが、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分や、お肌にハリや弾力を与えるコラーゲンやエラスチンなどの成分が入ったものがおすすめです。

また朝の保湿後は、季節や天候を問わずUVケアも忘れずに行いましょう!

 

※UVケアについては、こちらをご覧ください。

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ポイント3:化粧水が浸透しづらい場合は、ブースターを使うのも手

 

 

潤いの足りない乾燥気味のお肌は、化粧水や美容液が浸透しづらくなっています。

化粧水がなかなか浸み込まないな~と感じたら、ブースターを使うのも1つの手です。

ブースターとは、洗顔後のまだ何もつけていない状態のお肌に付けることで、その後の化粧水や美容液の浸透を良くしてくれるものです。

一般的なスキンケアの順番で行くと、洗顔後にまず「ブースター」→「化粧水」→「美容液」→「乳液」→「クリーム」と付けていくわけですね。

ブースターは市販でもたくさんの種類が売られていますが、私がよく使っているのは、天然オイル。

なかでもアルガンオイル、オリーブスクワラン、ホホバオイルは使い心地が軽くてサラッとしている上、美肌に良いとされる成分もたくさん含まれているのでおすすめです。

美肌に嬉しい成分の入ったオイルは他にもたくさん有りますが、ブースターとして化粧水の前に使うのであれば、テクスチャーが重すぎず、サラッと肌に馴染みやすいものを選ぶのがコツです。

 

ポイント4:必要に応じて、メイクの上からも保湿する

 

 

朝晩の保湿も重要ですが、日中に乾燥が気になる時もありますよね。

そんな時は、メイクの上から使える保湿化粧品を活用しましょう!

とくにエアコンの効いた夏場や冬場は、洗顔後にしっかり保湿したはずが、気が付けば顔がパリパリのカサカサになっていることも。。。

その状態を放置していてはいけません!!

メイクの上から保湿する化粧品にはスプレータイプ、スティックタイプ、乳液タイプなど色々な種類がありますが、「しっかり保湿する」という観点では、乳液タイプがおススメです。

乳液タイプのものには水分、油分、保湿成分の3つが含まれているため、しっかり保湿してくれます。

手のひらで適量を延ばし、顔全体にゆっくり押し当てるように馴染ませていきます。

その後上からフェイスパウダーを乗せて、テカリを抑えてあげましょう。

ちなみに、スプレータイプは乳液タイプよりもお手軽ですが、中には水分だけで保湿成分や油分が含まれていないものもあるので、要注意です。

これだと一時的に潤った感じはしても、いづれその水分は蒸発しますし、それどころかもともと肌にあった水分まで奪い取ってしまいます。

「過乾燥」と言われる現象ですね。

同じ理由で、ミネラルウォーターをスプレーするというのもお勧めしません。

メイクの上からする保湿化粧品を選ぶ際は、購入前に必ず成分をチェックし、水分だけでなく油分と保湿成分の入ったものを選ぶようにしましょう。

 

ポイント5:過度の保湿は逆効果

 

 

年齢肌にとって十分な保湿をしてあげるのはとても重要なことですが、だからといってやみくもに基礎化粧品を塗り重ねて、過度に保湿するのは返って逆効果になるので、注意が必要です。

例えば皮脂に近い美容成分でも、過度に与え過ぎると、お肌にもともと存在する表皮ブドウ菌、アクネ菌、真菌などの「常在菌」がそれらを餌にして繁殖し、吹き出物や皮膚炎などお肌のトラブルを招いてしまいます。

大切なのは、自分のお肌の状態、体調、季節などに応じて、必要なケアを適量で行う事。

そのためにも毎朝鏡を見て、自分の肌の状態をチェックする習慣を身に付けましょう。

 

まとめ

 

 

今回は、顔のたるみを食い止めるのに重要な保湿について、年齢肌が乾燥しやすい理由と正しい保湿のためのポイントを5つご紹介しました。

年齢肌が乾燥しやすい理由

  • 表皮の角質層にある皮脂量が減り、お肌のバリア機能が低下してしまうため
  • お肌が本来持っているセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が年齢とともに減少し、これらを生成する機能自体も低下してしまうため

正しい保湿のための5つのポイント

  1. 皮脂を奪い過ぎない
  2. 保湿成分を適度に補う
  3. 化粧水の浸透が悪い場合はブースターを使う
  4. 必要に応じてメイクの上からも保湿する
  5. 過度の保湿は避ける

 

お肌のバリア機能が低下すると、乾燥肌だけでなく敏感肌も招いてしまいますし、紫外線のダメージも受けやすくなります。

不要な皮膚のトラブルを避けるためにも、毎日の保湿は正しく行っていきましょう!

 

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ここまで読んで下さり有難うございました。

直(nao)でした!

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